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宮島沼【1】

昼間の宮島沼

一人だったら昼間の宮島沼には行かなかったかも。
沼の対岸が遠くて、よく見えないし、マガンも白鳥も食事に出かけていて沼にはほとんどいないのです。渡り鳥たち、沼へは夜寝るために帰ってくるのですよ。

 

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それでも秋より春のほうが人気なのか、ねぐら入り(マガン達が夕暮れとともに沼へ帰ってきて上空でグルグル飛んでいて、一斉に沼に入るのをねぐら入りというのですね。)目的じゃない人もドンドン来ます。

 

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これはトンビ。山と。
トンビの尻尾は飛んでいる時三味線のバチの形をしていて他のワシタカ類とは違うので、これが一番見分けやすいポイントだそうです。

 

追記:お友だちにトンビ以外のワシ・タカも結構バチ型ですよと言われましたが、これはわたしの説明不足でした。
三味線のバチって弦に当てる部分は直線ですよね。そう、バチは直線なのです。トンビの尻尾は直線なのでバチ型です。
他の鷲や鷹は現にあたる部分に例えると曲線なのです。だからバチ型じゃないのです。

なので、そこが直線かカーブかで、トンビかそうじゃないかが見分けられるのです。

 

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白鳥たちも沼へ帰るようです。

 

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着水。ちなみに今、沼に見えているのはほとんどカモです。

 

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そこへマガンの群れが帰ってきました。

わたしたちが沼に到着する寸前、オジロワシの幼鳥が現れたのでみんな飛び立ってしまったそうです。

しばらくたってそのマガンたちが帰ってきたようです。沼の外へ食事に行かず、沼に残るマガンもいるのです。このマガンたちがそうなのですが。水草でも食べてるのかな…。

 

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雪の残る山と鳥はどうしてこんなに似合うんでしょう。

 

2015.4.9 撮影