朝の出会い【4】
マガンが何度かに分けてねぐら立ちした後の沼には白鳥、カモ、それに沼を離れず日中もここで過ごすマガンとが、水面に揺られています。
さっきまでのにぎやかさに比べたらシーンって感じ。
ねぐら立ちの時のマガンの鳴き声はやかましいくらいなので。
空で旋回を続けているマガン。V字になりかけてますね。変形の長いの。東(写真右方向)へ向かってV字になりかけてるの、分かりますでしょうか。
たまたま東の空がきれいなので東の方向へ飛ぶのばかり撮ってますが、実際はあちらこちらへ飛んでいきます。
稲刈りの終わった田んぼに、珍しいはさ掛けの姿が。
顔を出す、太陽とマガン。
ああ、楽しかった…。
空も綺麗だし。山の麓には深くガスがかかってます。
帰り道。
ここで写真を撮っていたら、一歩遅かった!という、おじさんに声をかけられました。
わざわざ車を降りて声をかけてきたのだから、残念だったのかな。でも、秋はいつも来そびれるんだと言ってました。
で、春にも来たんだけど、春のねぐら立ちはそりゃあすごかったと。飛来数も多かったそうだし。
そんな話を聞くと春も見たくなるなぁ…。
写真を撮るの半分、見るの半分(撮ってると全体を見られないから、撮らずに見るのもいいものですよ)で、楽しんだ、宮島沼のねぐら立ち。
2015.10.8 撮影/宮島沼