朝の出会い【1】
昨年10月の、早朝撮影週間。
1日目はかもい岳の雲海(出遅れてかなり消えてたけど)。
2日目はリス&富良野ランチ
と来まして、3日目は宮島沼です。
ず〜っと、行きたかったところでした。うちから1時間ほどなので、昼間は時々と夕暮れも行ってましたが、夜明けは行ったことないのです。
気合入れすぎて沼についてもまだ夜明け前。太陽のように見える灯り、あれは外灯の明かりです。
車を降りるとガーガーとマガンの泣き声が響いてきます。
美唄市の宮島沼は日本国内で最北かつ最大のマガンの寄留地。9〜10月と4月、渡りの途中でマガンが立ち寄ります。
マガンは日中、落ち穂などの餌を探して飛んでいき、昼間は殆ど沼にいません。
夜明けとともに沼を立ち、日暮れとともに帰ってきます。
それぞれ「ねぐら立ち」、「ねぐら入り」と呼びますが、その姿がとてもすごいものだと聞いていたのでとても見たかったのです。
マガンの鑑賞についてはいくつかのマナーがありますので行かれる方はよろしくお願い致します↓
http://www.city.bibai.hokkaido.jp/miyajimanuma/19_houmon/8_mana.htm
カメラの感度を上げて沼の様子を見るとまだひっそりとしています。
待つこと30分。
夜も明け出した5時40分、その時は来ました。
マガンのねぐら立ちです。
なんとも、どれも似たような写真で申し訳ない。
次回は三脚を持って行きたいです。
特に今回は飛来数が少なかったそうで迫力も今ひとつなのだとか。
数が多い時のねぐら立ちは沼の水面が持ち上がるように見えるのだとか。あー、見たいです!
2014.10.8 撮影/宮島沼